④ 分析に関する概論(共通)
作業環境測定士 第185問
問題
蛍光光度分析法に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
A励起光にはキセノンランプなどが用いられる。
B蛍光は、励起光よりも波長が長い。
C蛍光の強度は、低濃度領域では対象物質の濃度に比例する。
D蛍光は、電子基底状態にある分子の振動準位間の遷移で生じる。✓ 正解
正解
D:蛍光は、電子基底状態にある分子の振動準位間の遷移で生じる。
解説
蛍光は、電子励起状態から電子基底状態へ遷移する際に放出される光です。
分野解説:④ 分析に関する概論(共通)
測定値を扱ううえで欠かせない分析化学と測定値処理の基礎を学ぶ共通科目です。SI単位と物理量の対応、物質量・濃度の単位換算、有効数字とデータの取扱い、独立な量の誤差伝播(標準偏差の合成)、有機化合物の生成反応など化学の基礎が問われます。計算と用語の正確さが求められる分野なので、単位・有効数字・統計の基本ルールを確実に身につけ、ケアレスミスを防ぐことが得点安定につながります。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
作業環境測定士について
作業場の有害因子を測る国家資格
| 主催 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
|---|---|
| 出題形式 | 科目ごとのマークシート(五肢択一)方式。第1種・第2種の区分があり、共通科目に加え第1種は選択科目を受験する |
| 試験時間 | 共通4科目を各60分(労働衛生一般10:00〜11:00・労働衛生関係法令11:25〜12:25・デザインサンプリング13:35〜14:35・分析概論15:00〜16:00) |
| 受験料 | 第二種は共通科目11,800円。第一種は選択科目数により13,900円〜27,100円 |
| 合格基準 | 科目ごとに合格基準が定められている(科目合格制。詳細は公式サイトで要確認) |
| 難易度 | ★★★★☆ |
作業環境測定士の関連記事
デザイン・サンプリングから入る作業環境測定士の学習順
指定作業場の測定は原則として測定士が行う、という制度の位置づけが出題の背骨になります。労働衛生一般から関係法令、デザイン・サンプリング、分析概論まで9分野の攻略順と当日の運び方を示します。
科目が多く計算もある作業環境測定士の難所を分解する
第1種と第2種で必要な準備量は変わります。有害因子を測定・評価する国家資格として何が問われるのか、収録450問の分野構成をたどりつつ独学で届く範囲を線引きしました。
生物学的モニタリングの組合せで迷う作業環境測定士の要点
管理濃度、A測定とB測定、第1〜第3管理区分。まず評価の枠組みを固めてから、生物学的モニタリングの組合せ、吸光光度やガスクロマトグラフ、粉じんの物理、線量の単位換算へ進める早見の一覧です。