① 環境工学・一般構造
1級建築施工管理技士(第一次検定) 第3問
問題
緯度の違いによる日照と隣棟間隔の関係に関する記述として、正しいものはどれか。
A緯度が高くなるほど太陽高度が高くなるため、隣棟間隔を狭くできる。
B緯度が高くなるほど太陽高度が低くなるため、隣棟間隔を大きくとる必要がある。✓ 正解
C緯度が低くなるほど太陽高度が低くなるため、隣棟間隔を広くとる必要がある。
D緯度による太陽高度の変化はないため、隣棟間隔は一定でよい。
正解
B:緯度が高くなるほど太陽高度が低くなるため、隣棟間隔を大きくとる必要がある。
解説
緯度が高い地域ほど太陽高度が低く日影が長くなるため、十分な日照確保には南北の隣棟間隔を広げる必要があります。
分野解説:① 環境工学・一般構造
建築物を取り巻く物理環境と、骨組みの構造的な考え方をまとめて扱う分野です。環境工学では日照・日射と方位、採光と照度、換気方式と必要換気量、熱貫流と結露、音の透過損失と残響時間が問われます。一般構造では地盤と基礎形式の選定、鉄筋コンクリート造の柱梁接合部と耐力壁、鉄骨造の接合、木造の軸組が対象です。1級では数値の暗記だけでなく、条件が変わったときの挙動を判断させる出題が増えるため、原理の理解が欠かせません。
この分野の問題をすべて見る →本番形式で問題を解いてみよう
クイズモードで挑戦 →同じ分野の関連問題
1級建築施工管理技士(第一次検定)について
大規模建築工事の監理技術者を目指す国家資格
| 主催 | 一般財団法人 建設業振興基金 |
|---|---|
| 出題形式 | マークシート方式(四肢択一等)。必須問題と選択問題で構成される。詳細は公式サイトで要確認 |
| 試験時間 | 2時間30分(10:15〜12:45) |
| 受験料 | 12,300円(非課税) |
| 合格基準 | 全体の得点が60%以上、かつ施工管理法(応用能力)の得点が60%以上 |
| 難易度 | ★★★★☆ |
1級建築施工管理技士(第一次検定)の関連記事
13分野の優先順位から組む1級建築施工管理技士の勉強法
2級と比べて要求される理解の深さが一段上がるうえ、応用能力に置かれた基準を割れば他の得点は効かない。建築学・各種工事・法規への比重の配り直し方と、受検当日の解答テクニックを収めた。
施工管理法を落とすと他で挽回できない|1級建築施工管理技士
範囲が広いことと学習量が多いことは、この第一次検定では必ずしも一致しない。仕上げ工事のように選べる領域があるからだ。2級から要求がどれだけ深くなるのかを分けて見る。
範囲は同じなのになぜ落ちるか|2級建築施工管理技士から1級へ
環境工学、構造力学、建築材料。分野の顔ぶれは2級と同じでも、問われ方は知識から判断へ移り、求められる精度も上がります。加わるハードルと1級固有の論点を見きわめ、埋めるべき差の順序を示します。