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② 平安時代の神祇と信仰

神社検定2級39

問題

「延喜式」に関する記述として、正しくないものはどれですか。

A巻九と十は「延喜式神名帳」と呼ばれ、当時のすべての神社が国郡別に記載されている。✓ 正解
B全50巻のうち、巻一から巻十までが神祇官関係の式であり、全体の3分の1を占めている。
C醍醐天皇の命により編纂が開始され、完成後さらに修正が加えられて康保4年(967)に施行された。
D名神祭の対象とされる社はすべて大社であり、神名帳には名神大社として記されている。

正解

A巻九と十は「延喜式神名帳」と呼ばれ、当時のすべての神社が国郡別に記載されている。

解説

「延喜式神名帳」に記載されているのは当時の「官社(祈年祭班幣にあずかる神社)」であり、すべての神社ではありません。

分野解説:② 平安時代の神祇と信仰

平安京遷都から摂関・院政期にかけての神祇制度と信仰を扱う分野です。勘解由使や蔵人所などの令外官、延喜式と神名帳、賀茂斎院、二十二社奉幣、国司神拝と総社の成立が頻出します。あわせて神仏習合の深化(本地垂迹説・和光同塵)、御霊信仰と御霊会、末法思想と浄土教の広がりも問われます。制度の整備と信仰の変化が並行して進む時代なので、延喜式を軸に官社制度と神仏習合の思想を結びつけて整理すると理解が進みます。出題数30問。

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神社検定2級について

神社と神道の文化を深く学ぶ中級検定

主催公益財団法人 日本文化興隆財団(神社本庁監修)
出題形式4択のマークシート形式。公式テキストからの出題が中心。試験時間は年度により変動するため公式サイトで要確認
試験時間年度により変動するため公式サイトで要確認
受験料受験料は改定されるため公式サイトで要確認
合格基準公式が定める基準を満たすこと。詳細は公式サイトで要確認
難易度★★★☆☆
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