⑧ 医療倫理/臨床倫理

医療経営士3級306

問題

日本における「がん告知」の歴史的変遷と倫理的背景に関する記述として、最も適切なものはどれか。

A「パターナリズム」の徹底により、医師が告知の有無を独断で決めることが現在でも推奨されている
B現在でも「無危害原則」が最優先され、患者に精神的ショックを与えないよう家族にのみ告知することが法的に義務付けられている
Cがん告知は「正義原則」に基づき、全ての国民に一律の治療を行うために開始された
Dかつては患者本人に告知しないことが一般的であったが、現在は「自律尊重原則」に基づく自己決定権の保障として告知が定着している✓ 正解

正解

Dかつては患者本人に告知しないことが一般的であったが、現在は「自律尊重原則」に基づく自己決定権の保障として告知が定着している

解説

かつてのパターナリズムから脱却し、患者の「知る権利」と「自律尊重原則(自己決定権)」が重視されるようになり、がん告知が一般的になりました。

分野解説:⑧ 医療倫理/臨床倫理

医療現場で求められる倫理的な判断の枠組みを学ぶ分野です。中心となるのはビーチャムとチルドレスが提唱した医療倫理の4原則(自律尊重・善行・無危害・正義)で、それぞれの意味と適用場面が繰り返し問われます。あわせて臨床倫理の考え方や、実際の意思決定で複数の原則が対立する場面での調整の視点も対象です。4原則の定義を正確に区別し、具体的なケースに当てはめて考える練習をしておくと、応用的な設問にも対応できます。出題数は36問です。

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医療経営士3級について

病院経営の基礎を体系的に学ぶ

主催一般社団法人 日本医療経営実践協会
出題形式五肢択一のマークシート方式50問
試験時間80分
受験料9,100円(税込)※手数料・システム利用料は別途
合格基準総得点の6割程度
難易度★★★☆☆
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