⑥ 著作権法(後半)

知的財産管理技能検定2級256

問題

Aさんは動物の鳴き声が収録された市販のCDを購入した。このCDに収録されている音自体には、思想又は感情を表現した「著作物」に該当するものはない。AさんがこのCDを無断で複製する行為について、正しい記述はどれか。

A音自体が著作物でないため、複製しても何ら権利侵害にはならない
B私的使用の目的であっても、CDの複製は一律に刑事罰の対象となる
C著作物でない音を固定したCDであっても、レコード製作者の複製権を侵害する可能性がある✓ 正解
Dレコード製作者の権利は音楽(楽曲)の固定にしか発生しないため、適法である

正解

C著作物でない音を固定したCDであっても、レコード製作者の複製権を侵害する可能性がある

解説

波の音や動物の鳴き声等、著作物に該当しない音を固定したCD(レコード)であってもレコード製作者の権利は発生するため、無断複製は複製権侵害の可能性があります。

分野解説:⑥ 著作権法(後半)

著作権の保護期間・権利制限・著作隣接権を扱う分野です。存続期間の起算(翌年から起算)と原則死後70年の保護、引用など権利制限の要件、二次的著作物、プログラムの登録、実演家・レコード製作者・放送事業者の著作隣接権が頻出です。実務で判断を要する場面が多い応用分野です。出題数が最も多く、引用の適法要件や保護期間の計算は正確な暗記が求められます。権利制限規定は「どんな条件なら許諾なく使えるか」を要件ごとに整理し、隣接権の保護期間とあわせて押さえるのが効率的です。

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知的財産管理技能検定2級について

知財全般を管理実務レベルで問う国家検定

主催一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会
出題形式学科 マークシート方式4肢択一式40問/実技 記述方式・マークシート方式併用40問
試験時間学科60分・実技60分
受験料学科8,200円・実技8,200円(非課税)
合格基準学科・実技とも満点の80%以上
難易度★★★☆☆
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