② 平安時代の神祇と信仰

神社検定2級60

問題

平安時代中期の地方の状況や武士団の成立に関する記述として、正しくないものはどれですか。

A荘園の増加にともない、中央の神々が地方へ勧請されることは厳しく制限され、地方独自の信仰のみが発展した。✓ 正解
B開発領主たちは税を逃れるために土地を天皇や貴族、大社寺に寄進するようになり、寄進地系荘園が成立した。
C地方の有力者たちは武装して武士団を形成し、清和源氏や桓武平氏などが大きな勢力を築いた。
D10世紀になると班田収受の制度は実施不可能になり、国司は有力な農民たちに耕作を請け負わせた。

正解

A荘園の増加にともない、中央の神々が地方へ勧請されることは厳しく制限され、地方独自の信仰のみが発展した。

解説

荘園の発達は、中央の神々の地方への勧請を促進させることになり、二十二社など荘園が多い神社の神々が全国各地に勧請されました。

分野解説:② 平安時代の神祇と信仰

平安京遷都から摂関・院政期にかけての神祇制度と信仰を扱う分野です。勘解由使や蔵人所などの令外官、延喜式と神名帳、賀茂斎院、二十二社奉幣、国司神拝と総社の成立が頻出します。あわせて神仏習合の深化(本地垂迹説・和光同塵)、御霊信仰と御霊会、末法思想と浄土教の広がりも問われます。制度の整備と信仰の変化が並行して進む時代なので、延喜式を軸に官社制度と神仏習合の思想を結びつけて整理すると理解が進みます。出題数30問。

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神社検定2級について

神社と神道の文化を深く学ぶ中級検定

主催公益財団法人 日本文化興隆財団(神社本庁監修)
出題形式4択100問
試験時間90分
受験料7,000円(税込)
合格基準100問中70問以上の正解
難易度★★★☆☆
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