ケンテイラボ

2026/05/04

終末期ケア専門士 緩和ケア・症状マネジメント要点早見表

終末期ケア専門士の頻出テーマを1枚に凝縮した早見表。全人的苦痛の4側面、WHO方式がん疼痛治療法とオピオイド、せん妄・不眠、ACPと事前指示、看取り期の徴候まで、直前チェックに使える要点をまとめました。

終末期ケア専門士の試験で繰り返し問われる要点を、直前チェック用に1枚へ凝縮した早見表です。ケンテイラボ収録の終末期ケア専門士対策313問でも頻出のテーマを中心に、混同しやすいポイントを整理しました。試験直前の総復習や、スキマ時間の確認にご活用ください。細かな数値や制度の詳細は、必ず公式情報とテキストで確認してください。

全人的苦痛(トータルペイン)の4側面

  • 身体的苦痛:痛み・症状・ADL低下など。治療の対象となる苦痛
  • 精神的苦痛:不安・恐怖・抑うつなどの心の苦しみ
  • 社会的苦痛:経済的問題・仕事・家庭での役割の変化
  • スピリチュアルな苦痛:人生の意味への問い・死への恐怖など実存的な苦しみ
  • 4側面は互いに影響し合う。総括的な視点でケアする(シシリー・ソンダース提唱)

緩和ケア・ホスピスケアの基本

  • 緩和ケア(WHO 2002年):苦痛を予防・緩和しQOLを高める。早期から適応可
  • 緩和ケアは死を早めも遅らせもしない。死を自然な過程と捉える
  • ターミナルケア:主に終末期の苦痛軽減を目的とする
  • エンドオブライフケア:診断名・年齢を問わず、最善の生を支える広い概念
  • 遺族への支援(グリーフケア)も緩和ケアの対象に含まれる

痛み(疼痛)マネジメントの要点

  • 痛みの分類:侵害受容性疼痛(体性痛・内臓痛)/神経障害性疼痛
  • 評価ツール:NRS(0〜10の数値評価)など
  • WHO方式がん疼痛治療法の原則:by mouth(経口的に)など
  • オピオイドの副作用:便秘は耐性ができにくく継続的な対策が必要
  • レスキュー・ドーズ:突出痛に対する頓用
  • 鎮痛補助薬:痛みの種類に応じて併用する

せん妄・不眠の要点

  • せん妄の分類:過活動型/低活動型(見落とされやすい)
  • 原因の整理:準備因子・直接因子・促進因子
  • 促進因子の例:環境の変化・身体拘束など
  • 可逆性・不可逆性を見極めて対応する
  • 不眠の原因「5つのP」:環境要因(騒音・光・温湿度)などを含む
  • 睡眠薬は持ち越しや転倒に配慮して選択する

意思決定支援の要点

  • ACP(アドバンス・ケア・プランニング):本人・家族・医療者が繰り返し話し合うプロセス
  • 事前指示(アドバンス・ディレクティブ):特定の医療行為への意思の表明
  • SHARE:悪い知らせを伝えるコミュニケーションの態度・行動
  • 代理意思決定:本人の意思を推定して支える役割
  • 本人を主体とし、心を寄せて伴走する姿勢を大切にする

看取り期・疾患別の要点

  • 臨死期の徴候:下顎呼吸など
  • 経過の型:がんは最後の数か月で急速に低下/臓器不全は増悪と軽快を繰り返す
  • 死亡診断書:医師法にもとづき医師が交付
  • 死後の変化:死斑・死後硬直・エンゼルケア
  • 認知症のタイプ別特徴:アルツハイマー型・レビー小体型・前頭側頭型・血管性
  • 心不全:NYHA分類とステージ分類を区別する

直前チェック:混同しやすいポイント

  • 緩和ケア(早期から並行)とターミナルケア(主に終末期)の時期の違い
  • ACP(話し合うプロセス)と事前指示(意思の表明)の違い
  • 全人的苦痛の4側面のうち、経済的問題は「社会的苦痛」に含まれる
  • オピオイドの便秘は耐性ができにくく、継続的な対策が必要
  • せん妄の低活動型は静かで見落とされやすい

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この早見表は、全体像をつかみ直前に見返すためのものです。実際の得点力は、問題を解いて知識を「使える形」にすることで身につきます。ケンテイラボでは、終末期ケア専門士対策問題を全313問・無料で公開しています。概論から日常生活ケア、身体症状、意思決定支援、看取り、疾患別終末期ケアまで9分野を網羅しているので、この早見表と照らし合わせながら分野別に演習し、あいまいな知識を一つずつ潰していきましょう。登録不要・完全無料で、スキマ時間にスマホから取り組めます。

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