Python3エンジニア認定基礎試験では、文法の細かな挙動、組み込み関数の働き、そして例外の種類を正確に押さえているかが得点を左右します。この記事では、繰り返し問われる要点を早見表としてコンパクトに整理しました。試験直前の総まとめや、教材を一通り学んだ後の知識チェックに活用してください。
スライスとインデックスの基本
- 先頭インデックスは0、末尾は-1(または要素数-1)
- data[:2]:先頭からインデックス2の手前まで(=最初の2要素)
- data[3:]:インデックス3から末尾まで
- 開始位置を省略すると先頭から、終了位置を省略すると末尾まで
- len()はリストなら要素数、文字列なら文字数を返す
range()の挙動
- range(4) → 0・1・2・3(0から始まり終了値の直前まで)
- range(1, 4) → 1・2・3(終了値の4は含まない)
- range(1, 8, 2) → 1・3・5・7(stepは増分)
- startを省略すると0から、stepを省略すると増分は1
論理演算と真偽判定
- and:左が偽ならその値を返し右を評価しない/左が真なら右を評価して返す
- or:左が真ならその値を返し右を評価しない/左が偽なら右を評価して返す
- 整数の真偽判定:0が偽、0以外はすべて真
- None判定は「is None」を使うのが最適(==より推奨)
- notは真偽を反転する
よく使う組み込み関数
- len():オブジェクトの長さ(要素数・文字数)を返す
- enumerate():インデックスと要素を同時に取得(for文と併用)
- sorted():昇順に並べ替えた新しいリストを返す
- reversed():要素を逆順にした反復オブジェクトを返す
- range():整数を繰り返す数列オブジェクトを返す
- zip():複数の反復可能体から対応する要素を並列で取得
コレクション型の性質
- リスト[]:順序あり・変更可能・重複可
- タプル():順序あり・変更不可。本質はカンマ(要素1つは末尾にカンマ)
- set{}:順序なし・重複不可。差集合は「s1 - s2」
- 辞書{キー:値}:keys()・values()・items()で取り出す
- collections.deque:先頭・末尾どちらも高速に追加削除できる両端キュー
例外・エラーの早見表
- SyntaxError:構文やインデントの誤り(引用符の不一致、returnの誤配置など)
- NameError:未定義の名前・関数を使った(例:length())
- AttributeError:存在しない属性・メソッドを呼んだ(例:list.push())
- TypeError:型が合わない操作(リストに整数を+=など)
- IndexError:範囲外のインデックス(空リストのpop()など)
- KeyError:辞書に存在しないキーを参照
- ValueError:型は正しいが値が不適切(int("1,000")など)
- ZeroDivisionError:ゼロで割った
try-exceptと関数の要点
- try:通常処理/except:例外発生時の処理/else:例外が起きなかったとき/finally:必ず実行
- raise:任意の例外を送出/複数例外は「except (A, B):」でまとめる
- スコープ:関数内のローカル変数は外から参照不可。global文でグローバル変数へ代入
- 引数:位置引数は先、キーワード引数は後。デフォルト引数に可変オブジェクトを使うと値が共有される落とし穴に注意
PEP 8の主なルール
- インデントは空白4つ(タブは使わない)
- 1行は79文字以内に折り返す
- コメントは可能なら独立した行に書く
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ここで整理した早見表は、ケンテイラボのPython3エンジニア認定基礎試験対策302問で繰り返し演習することで定着します。スライスやrange()、例外の種類など、間違えやすいポイントに絞って解き直せば、知識があやふやな箇所を確実に潰せます。チートシートで全体像をつかんだら、無料の問題演習で得点力に変えていきましょう。