マーケティング検定2級では「マーケティングミックス」の理解が必須。古典的な4Pだけでなく、サービス業に適用される7Pの知識も問われます。本記事では両者の違いと使い分けを整理します。
4P(マーケティングミックス)とは
4Pは1960年代にマッカーシーが提唱した、物販型ビジネスのマーケティング要素。Product(製品)・Price(価格)・Place(流通)・Promotion(販促)の4つの頭文字をとって4Pと呼ばれます。
各Pの意味
- Product(製品):何を売るか。機能・品質・デザイン・ブランド
- Price(価格):いくらで売るか。価格設定・割引・支払条件
- Place(流通):どこで売るか。チャネル・立地・在庫・物流
- Promotion(販促):どう伝えるか。広告・販売促進・PR・人的販売
7Pとは(サービスマーケティングの拡張)
7Pは1980年代にブームスとビットナーがサービス業向けに4Pを拡張した考え方。4Pに加えてPeople・Process・Physical Evidenceの3つを追加します。
追加された3つのP
- People(人):サービス提供者の質・研修・接客スキル
- Process(プロセス):サービス提供の手順・待ち時間・顧客体験設計
- Physical Evidence(物的証拠):内装・制服・パンフレット・Webサイトなど可視化された要素
なぜサービス業では7Pが必要か
サービスには4特性(無形性・同時性/不可分性・消滅性・変動性)があり、物販とは性質が異なります。形がない・顧客と同時に生産される・保管できない・品質が変動するというサービス特有の課題に対処するため、People・Process・Physical Evidenceが追加されました。
具体例で比較
- 物販(コンビニの飲料):4Pで分析可能
- 美容室:7Pで分析(スタイリストの技術=People、カット手順=Process、内装=Physical Evidence)
- EC:4P+UXとしてProcess・Physical Evidenceを考慮
- レストラン:7P必須(料理+サービス+空間)
試験対策の覚え方
- 4Pは「プロ・プラ・プレ・プロ」と韻で覚える
- 7Pは4P+People・Process・Physical Evidence
- 物販事例→4P、サービス事例→7Pで使い分け
- 顧客志向の4C(Customer Value / Cost / Convenience / Communication)と比較して理解を深める
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