日本健康マスター検定(健検)で得点を左右するのが、数値の基準と、似た用語の区別です。食塩や野菜の摂取目安、BMIの基準、メタボやフレイルといった用語は、あいまいに覚えていると本番で取り違えてしまいます。この記事では、健検で頻出のポイントを「これだけは覚えておきたい」形で一覧に整理します。試験直前の総まとめや、テキスト学習の復習に活用してください。数値や基準は変わることがあるため、最新情報は公式情報や各種ガイドラインで確認しましょう。
食生活の基準値(最頻出)
- 食塩の目標:WHOは1日5g未満(日本人の平均摂取量は約10gと多い)
- 野菜:1日350g以上(健康日本21)
- 果物:1日200g(りんご1個・みかん2個ほど)
- たんぱく質源(肉・魚など):1食あたり約60g(手のひら大)が目安
- 三大栄養素:糖質・脂質・たんぱく質
- 五大栄養素:三大栄養素+ビタミン・ミネラル
最頻出は「食塩5g未満」と「野菜350g」です。数字を取り違えやすいので、食事に関する数値はまとめて覚えるのが効率的です。
体格・生活習慣病の基準
- BMI25以上で『肥満』と判定(日本肥満学会)
- メタボの血圧項目:収縮期130mmHg以上または拡張期85mmHg以上
- 糖尿病の三大合併症:神経障害・網膜症・腎症
- LDLコレステロール(悪玉):全身に運ぶ/HDL(善玉):余分を回収
- 青背の魚のEPA・DHA:動脈硬化を防ぐ不飽和脂肪酸
- トランス脂肪酸:LDLを増やし心筋梗塞リスクを高める
メタボの血圧基準(130/85mmHg)は、高血圧の診断基準(140/90mmHg)と混同しやすいので要注意。何の基準かをセットで覚えましょう。
混同しやすい『◯◯シンドローム・フレイル』
- メタボリックシンドローム:内臓脂肪の蓄積を背景とした状態
- ロコモティブシンドローム:運動器の衰えで移動機能が低下した状態
- サルコペニア:加齢などで筋肉量が急激に減少した状態
- フレイル:加齢に伴う心身の衰え(要介護の前段階)
- オーラルフレイル:口の機能の衰え。フレイルにつながる
この5つは響きが似ていて混同しやすい最頻出ポイントです。「メタボ=内臓脂肪」「ロコモ=運動器」「サルコペニア=筋肉」「フレイル=心身全体の衰え」と、一言で区別できるようにしておきましょう。
嗜好・がん対策の要点
- たばこの有害物質:タール(発がん)・ニコチン(依存)・一酸化炭素
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)は『たばこ病』ともいわれる
- 1ドリンク=純アルコール10g(ビールなら約250mL)
- 感染に関連するがん:ピロリ菌(胃)・肝炎ウイルス(肝)・HPV(子宮頸)
- 対策型がん検診の5部位:胃・大腸・肺・乳・子宮頸
- 大腸がん検診の一次検査は便潜血検査(40歳以上・毎年)
運動・救急の要点
- 『+10(プラステン)』:今より1日10分多く体を動かす(約1,000歩に相当)
- メッツ:座位1・ゆっくり歩く2・普通に歩く3
- インターバル速歩:ゆっくり歩きと早歩きを3分間ずつ交互に
- 運動で血管内皮から一酸化窒素(NO)が出て血管が広がる
- 脳卒中を疑うチェック法『FAST』(顔・腕・言葉・時刻)
- 熱中症予防の暑さ指数『WBGT』、救急相談窓口『#7119』
口の健康・医療の仕組みの要点
- むし歯:菌が糖を分解して酸を出す。唾液の再石灰化で修復
- 歯肉炎 → 歯周炎へ進行。歯周病の最大の危険因子は喫煙
- 歯周病は糖尿病など全身疾患と双方向に関わる
- かかりつけ医・かかりつけ薬剤師で重複や飲み合わせを管理
- 特定健康診査(メタボ健診)と特定保健指導
- ジェネリック医薬品(後発医薬品)、多剤服用のリスク
直前チェック:混同しやすいポイント
- 食塩5g未満(WHO目標) vs 日本人の平均約10g
- メタボの血圧130/85mmHg vs 高血圧診断の140/90mmHg
- メタボ・ロコモ・サルコペニア・フレイルの区別
- 対策型がん検診は5部位(胃・大腸・肺・乳・子宮頸)/肝は含まない
- 平均寿命と健康寿命の差:男性約9年・女性約12年
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ここで整理した数値・用語は、ケンテイラボの日本健康マスター検定対策316問で繰り返し演習することで定着します。食生活・がん対策・運動・睡眠とメンタル・救急・高齢/女性の健康・口の健康・医療の仕組みまで8分野を分野別に絞り込んで弱点を潰し、混同しやすい用語や数値を問う問題を重点的に解けば、健康リテラシーが確実なものになります。チートシートで全体像をつかんだら、無料の問題演習で得点力に変えていきましょう。