ケンテイラボ

2026/04/26

日本城郭検定 城郭構造・名城の要点早見表チートシート

日本城郭検定で頻出の城郭構造と名城の要点を一気に整理。城の分類、天守の形式と構成、石垣の積み方、防御施設、国宝五城・現存十二天守・世界遺産の城・別名まで、これだけは覚えたい要点をコンパクトにまとめた早見表チートシートです。

日本城郭検定の学習で得点源になるのが、城郭構造と名城の要点です。城の分類・天守・石垣・防御施設といった構造の知識と、国宝五城や現存十二天守といった定番の名城は、どの級でも繰り返し問われます。この記事では、試験前に一気に見返せるよう、「これだけは覚えておきたい」要点を早見表としてコンパクトに整理します。試験直前の総まとめや、城めぐりの前の予習に活用してください。

城の分類(立地)

  • 平城:平地に築く城。二条城・名古屋城など
  • 平山城:平地の丘陵を利用した城。姫路城など
  • 山城:険しい山に築く防御重視の城。備中松山城など
  • 水城:海や川の水を防御に生かした城。今治城など

見分けの基準は「城が立つ地形」です。丘の上か、平地か、山上か、水辺かで4分類を判断します。

天守の形式と構成

  • 望楼型:入母屋の大屋根に望楼を載せた古い形式(犬山城・高知城)
  • 層塔型:各重を規則的に逓減させる新しい形式(丸亀城・弘前城)
  • 独立式:天守が単独で建つ
  • 複合式:天守に付櫓・小天守を直接接続する
  • 連結式:天守と小天守を渡櫓でつなぐ
  • 連立式:小天守と渡櫓で天守を囲み中庭を持つ(姫路城・松山城・和歌山城)

ポイントは「形式(望楼型・層塔型)」と「構成(独立〜連立)」を分けて覚えること。この2軸を混同しないのが得点のコツです。

石垣の積み方・技法

  • 野面積:自然石をほぼ加工せず積む最も古い技法。排水性に優れる
  • 打込接:接合面を打ち欠いて隙間を減らした中間的な技法
  • 切込接:石を方形に整形し隙間なく密着させる最も新しい技法
  • 算木積:隅角部で長辺と短辺を交互に重ね強度を確保する技法
  • 穴太衆:近江坂本を本拠とした石垣築造の石工集団

加工度が低い順に「野面積→打込接→切込接」と並びます。おおむね時代の新しさの順でもあるので、セットで覚えましょう。

防御施設・縄張

  • 狭間:弓・鉄砲を放つ小窓(矢狭間・鉄砲狭間)
  • 石落とし:石垣を登る敵を真上から攻撃する張り出し
  • 虎口:城の出入口で攻防の要となる部分
  • 枡形:門の内側に方形の空間を設け二重に守る構造
  • 馬出:虎口の外に築く出撃と防御の拠点
  • 横矢:塁線を屈曲させ側面から敵を射撃する工夫
  • 縄張:曲輪や堀の配置を定める城の基本設計

混同しやすい枡形(門の内側)と馬出(門の外側)は、位置で区別すると覚えやすくなります。

国宝天守・現存十二天守

  • 国宝五城:松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城
  • 現存十二天守:国宝五城+弘前・丸岡・備中松山・丸亀・宇和島・伊予松山・高知
  • 現存=江戸期以前から残る天守。名古屋城・岡山城・熊本城の天守は再建
  • 備中松山城:天守が現存する唯一の山城

再建・復元・模擬の天守は現存天守に含まれません。「現存=江戸期以前から残る」という定義を必ず押さえましょう。

名城の別名・世界遺産

  • 白鷺城:姫路城(白漆喰の優美な姿から)
  • 烏城:岡山城・松本城(黒い下見板張りから)
  • 金亀城:彦根城/鶴ヶ城:会津若松城
  • 世界遺産の城:姫路城・二条城
  • 五稜郭:幕末に函館へ築かれた星形の洋式城郭

別名は取り違えやすいので、城名とセットで一覧にして反復するのが確実です。

築城者・築城史

  • 織田信長:安土城(金箔瓦と壮麗な天主)
  • 豊臣秀吉:大坂城(天下統一の拠点。後に徳川が再築)
  • 徳川家康:江戸城(天下普請で諸大名を動員)
  • 築城三名人:藤堂高虎・加藤清正・黒田孝高
  • 加藤清正:熊本城(武者返しの石垣)
  • 藤堂高虎:今治城・宇和島城(層塔型天守を考案と伝わる)

築城者は「誰が・どの城を・どの時代に」の3点をセットで覚えると、築城史の問題に強くなります。

ケンテイラボで総仕上げ

この早見表で要点を押さえたら、ケンテイラボの日本城郭検定対策360問で定着を確認しましょう。3級・2級・準1級それぞれの過去回に相当するブロックに整理されており、城の分類・天守・石垣・防御施設・名城・築城史を横断して演習できます。登録不要・完全無料で、スキマ時間にスマホからアクセス可能です。早見表と演習を往復して、日本城郭検定の合格を目指しましょう。

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