第二種電気工事士は、一般用電気工作物(一般住宅や小規模な店舗などの電気設備)の工事に従事するために必要な国家資格です。試験は「筆記(学科)試験」と「技能試験」の2段階で構成され、学科試験に合格した人だけが技能試験へ進めます。学科試験は電気の基礎理論から配線設計、配線図の図記号、施工方法、検査・法令まで9分野にわたり、計算問題と暗記問題がバランスよく出題されます。本記事は学科(筆記)試験に焦点を当て、各分野の学習ポイント、学習スケジュールのモデルケース、計算問題の攻略法までを具体的に解説します。
第二種電気工事士とは
第二種電気工事士は、電気工事士法に基づく国家資格で、試験の実施は一般財団法人 電気技術者試験センターが担っています。この資格を取得すると、一般用電気工作物(600V以下で受電する住宅・小規模店舗などの電気設備)の工事を行えるようになります。コンセントの増設、照明器具の取り付け、屋内配線工事など、暮らしに身近な電気工事の多くがこの資格の範囲です。ビルや工場などの大規模設備は第一種電気工事士の範囲となるため、まずは第二種から取得するのが一般的な流れです。
取得するメリットは大きく3つあります。1つ目は、電気工事の仕事に就くための入口になること。建設・設備・リフォーム業界など、幅広い現場で求められる資格です。2つ目は、国家資格であるため信頼性が高く、就職・転職で評価されやすいこと。3つ目は、DIYや自宅の電気設備の理解が深まること。無資格では触れられない配線工事も、資格取得後は法的に正しく行えるようになります。学生から社会人まで幅広い層が受験する、実用性の高い資格です。
試験の基本情報
- 実施団体:一般財団法人 電気技術者試験センター
- 資格区分:国家資格(電気工事士法に基づく)
- 試験の構成:筆記(学科)試験 → 技能試験の2段階
- 学科試験の方式:CBT方式(コンピュータ)またはマークシート方式の四肢択一
- 実施回数:年2回程度(上期・下期)実施される
- 受験資格:年齢・学歴・実務経験の制限はなく、誰でも受験できる
- 受験手数料:改定されることがあるため公式サイトで要確認
- 難易度:★★★☆☆(標準)
- 出題範囲:電気理論・配電設計・配線図・施工方法・検査・法令など9分野
本アプリ・本記事が対象とするのは、2段階のうち最初の関門である「学科(筆記)試験」です。学科試験は四肢択一のマークシート方式(またはCBT方式)で、電気の理論・配線・法令など幅広い知識が問われます。学科に合格すると、実際に器具を配線して回路を組み立てる技能試験へ進みます。試験日程・受験手数料・申込方法は年度により変わるため、申し込み前に必ず電気技術者試験センターの公式情報を確認してください。
出題範囲9分野と学習ボリュームの目安
第二種電気工事士 学科試験の学習範囲は、大きく9つの分野に分けられます。ケンテイラボに収録している第二種電気工事士対策385問を分野別に集計すると、以下のような学習ボリュームの目安が見えてきます。あくまで収録問題数に基づく参考値で、実際の出題比率は回により変動します。
- ① 電気の基礎理論(直流):43問(約11%)
- ② 電気の基礎理論(交流・三相):42問(約11%)
- ③ 配電理論・配線設計:46問(約12%)
- ④ 配線図の基本・電線と図記号:40問(約10%)
- ⑤ 機器・照明・コンセント等の図記号:48問(約12%)
- ⑥ 工事用の材料・工具・鑑別:45問(約12%)
- ⑦ 電気工事の施工方法・電技解釈:45問(約12%)
- ⑧ 電灯配線と複線図:34問(約9%)
- ⑨ 一般用電気工作物の検査・保安法令:42問(約11%)
大きく分けると、①②の電気理論と③の配電設計は「計算力」が問われる分野、④⑤⑥は図記号や材料を見分ける「暗記」が中心の分野、⑦⑧⑨は施工ルール・複線図・法令という「実務と規則」の分野です。計算が苦手な人は④⑤⑥の暗記分野で確実に得点し、①②③の計算は頻出パターンに絞って対策するのが現実的な戦略になります。9分野がほぼ均等に配分されているため、苦手分野を作らず満遍なく押さえることが合格への近道です。
分野別の学習ポイント
① 電気の基礎理論(直流)
すべての計算問題の土台となる最重要分野です。オームの法則(V=IR)を軸に、直列・並列の合成抵抗、電力P=VIと電力量の計算を確実にできるようにします。電線の抵抗は「長さに比例・断面積に反比例」する性質があり、直径を2倍にすると断面積は4倍になるため抵抗は1/4になる、といった関係を理解しておくと応用問題にも対応できます。
- オームの法則:V=IR。電圧・電流・抵抗の関係の基本
- 合成抵抗:直列はR1+R2、並列は和分の積(R1×R2)/(R1+R2)
- 電力と電力量:P=VI、W=Pt。熱量への換算も頻出
- 電線の抵抗:長さに比例・断面積に反比例(R=ρL/A)
- 導体・絶縁体・半導体:銅は導体、ガラス・陶器は絶縁体、シリコンは半導体
② 電気の基礎理論(交流・三相)
交流回路と三相交流を扱う、計算の山場となる分野です。実効値と最大値の関係(最大値=√2×実効値)、コイル・コンデンサによる位相のずれ、合成インピーダンスZ=√(R²+X²)、力率cosθが頻出します。三相ではスター結線・デルタ結線での電圧・電流の関係と、全消費電力P=√3VIcosθが重要です。
- 実効値と最大値:最大値=√2×実効値(√2≒1.41)
- インピーダンス:Z=√(R²+X²)。ピタゴラスの定理と同じ計算
- 力率:cosθ=R/Z、有効電力P=VIcosθ
- 三相の結線:スター結線とデルタ結線での線間電圧・線電流の違い
- 三相電力:P=√3VIcosθ(√3≒1.73)
③ 配電理論・配線設計
実際の配線を設計するための知識を扱う分野です。単相2線式・単相3線式・三相3線式の配電方式と、電圧降下・電力損失の公式、電線の許容電流と電流減少係数、配線用遮断器やヒューズの動作特性が問われます。数値と施設ルールをセットで覚えることが得点のコツです。
- 配電方式:単相2線式・単相3線式(100/200V)・三相3線式(200V)
- 電圧降下:単相2線式V=2Ir、三相3線式V=√3Ir
- 許容電流:1.6mm単線は27A、2.0mm単線は35Aなど数値を暗記
- 電流減少係数:管内の電線本数が増えると許容電流は下がる
- 中性線の断線:単相3線式で中性線が切れると小容量の負荷に過電圧
④ 配線図の基本・電線と図記号
配線図を読み解く力の入口となる分野です。天井隠ぺい配線・床隠ぺい配線・地中埋設配線といった配線の表し方や、IV・HIV・DVといった電線・ケーブルの記号と用途が中心です。記号は見た目で覚える暗記要素が強いため、実物や写真とひも付けて視覚的に整理するのが効果的です。
- 配線の表し方:天井隠ぺい・床隠ぺい・露出・地中埋設の区別
- 600Vビニル絶縁電線(IV):屋内配線で最も一般的な電線
- 600V2種ビニル絶縁電線(HIV):耐熱性が高い電線
- 引込用ビニル絶縁電線(DV):架空引込線に使用
- 各種ケーブルの記号:VVF・VVRなどの用途を押さえる
⑤ 機器・照明・コンセント等の図記号
配線図に登場する機器・器具の図記号を扱う、収録数の多い分野です。電動機(M)や変圧器・コンデンサ、ルームエアコン、照明器具、各種スイッチやコンセントの図記号と傍記記号が問われます。傍記文字(RやLKなど)が示す意味まで正確に覚えることが得点差につながります。
- 機器:電動機(M)・変圧器・コンデンサなどの記号
- 照明:蛍光灯・白熱灯・ダウンライトなどの区別
- スイッチ:単極・3路・4路・位置表示灯付などの傍記
- コンセント:接地極付・抜け止め形(LK)・防雨形などの傍記
- グループごとに整理して繰り返し見るのが定着のコツ
⑥ 工事用の材料・工具・鑑別
電気工事で使う材料や工具を、名称・用途・特徴で見分ける鑑別の分野です。VE管・FEP管・PF管・金属管といった電線管の種類と用途、アウトレットボックスや連用取付枠などの配線材料、圧着工具やリングスリーブといった工具・接続材が問われます。技能試験でも使う材料が多く、写真と名称・用途を結びつけて覚えると学科・技能の両方に効きます。
- 電線管:VE管(硬質塩ビ)・PF管・CD管・FEP管・金属管の用途
- 配線材料:アウトレットボックス・ブッシング・連用取付枠
- 接続材:リングスリーブ・差込形コネクタと圧着工具
- 工具:ワイヤストリッパ・パイプベンダ・ホルソなどの用途
- 写真を見て名称と使い方が即答できる状態を目指す
⑦ 電気工事の施工方法・電技解釈
電気設備技術基準・解釈に基づく正しい施工方法を扱う分野です。引込線の取付点の高さ、屋側・屋外配線の工事方法、開閉器や過電流遮断器の施設、単相3線式での配線用遮断器の極数・素子数、低圧屋内配線に使える電線の最小太さなどが問われます。数値を丸暗記するより、なぜその基準が安全のために定められているかを理解すると応用問題に強くなります。
- 施工の可否判断:木造・コンクリートなど場所による工事方法の適否
- 遮断器の施設:極数・素子数(2P1E など)と中性線の扱い
- 接地工事:機器の対地電圧に応じた接地の要否
- 電線の最小太さ:低圧屋内配線に使える電線の規定
- 『なぜその基準があるか』を理解して丸暗記を避ける
⑧ 電灯配線と複線図
単線図から複線図を描き起こす技術を扱う分野で、技能試験にも直結します。接地側(白)と非接地側(黒)の極性の考え方、コンセントやスイッチへの結線ルール、片切スイッチは非接地側に入れる、3路・4路スイッチの端子記号など、配線を正しくつなぐ手順が問われます。手を動かして複線図を何度も描くと、学科の理解と技能の実技が同時に伸びます。
- 極性:接地側(白)と非接地側(黒)の考え方
- 基本の流れ:電源→負荷は接地側から、スイッチは非接地側に入れる
- 3路・4路スイッチ:端子記号と結線のルール
- コンセント:接地側・非接地側の正しいつなぎ方
- 実際に複線図を描く練習が最も効果的
⑨ 一般用電気工作物の検査・保安法令
工事後の検査と、電気工事を規律する法令を扱う仕上げの分野です。竣工検査の手順(点検→絶縁抵抗測定→接地抵抗測定→通電試験)、対地電圧に応じた絶縁抵抗の最小値、漏えい電流の基準、測定器の使い方が問われます。あわせて電気工事士法・電気工事業法・電気用品安全法(PSEマーク)など保安に関わる法令知識も出題されます。
- 竣工検査:点検→絶縁抵抗測定→接地抵抗測定→通電試験の順
- 絶縁抵抗:対地電圧に応じた最小値の基準を暗記
- 測定器:絶縁抵抗計(メガー)・接地抵抗計の使い方
- 電気工事士法・電気工事業法:作業範囲や義務の規定
- 電気用品安全法:PSEマークの意味
勉強スケジュールのモデルケース
第二種電気工事士の学科試験は、計算問題を含むため、電気の予備知識がある方とまったくの初学者では必要な学習量が変わります。以下の3パターンから、自分の状況に合うものを選んでください。いずれの場合も、暗記分野(④⑤⑥)で確実に得点する土台を作りつつ、計算分野(①②③)を頻出パターンに絞って対策するのが効率的です。
【短期集中コース】1日1〜1.5時間・約1ヶ月
- 1週目:①②③の電気理論・配電設計。頻出の計算パターンを繰り返す
- 2週目:④⑤⑥の図記号・材料・工具を写真とセットで暗記
- 3週目:⑦⑧⑨の施工・複線図・検査法令を整理
- 4週目:全分野の演習で弱点を洗い出し、過去問形式で総仕上げ
電気の基礎知識がある方や、数学に抵抗が少ない方向けのコースです。計算分野を先に固め、後半で暗記分野を一気に詰めることで、記憶が新鮮なうちに試験に臨めます。
【標準コース】1日30分〜1時間・約2ヶ月
- 1〜2週目:①②の電気理論。オームの法則とインピーダンスを丁寧に
- 3週目:③配電設計。許容電流・電圧降下・遮断器を整理
- 4〜5週目:④⑤⑥の図記号・材料・工具を暗記
- 6〜7週目:⑦⑧⑨の施工・複線図・検査法令
- 8週目:全分野の演習と苦手の総復習
多くの受験者に合う標準的なコースです。1日30分〜1時間×約2ヶ月で、計算・暗記・実務のすべてを無理なく積み上げられます。計算分野を最初に固めると、その後の配電設計や施工分野の理解もスムーズになります。
【じっくりコース】1日20〜30分・約3ヶ月
- 1ヶ月目:①②の電気理論を、公式の意味を理解しながら丁寧に
- 2ヶ月目前半:③配電設計と④配線図の基本
- 2ヶ月目後半:⑤⑥の図記号・材料・工具
- 3ヶ月目前半:⑦⑧⑨の施工・複線図・検査法令
- 3ヶ月目後半:全分野の問題演習+苦手の総復習
電気や計算にあまり慣れていない初学者向けのコースです。1日20〜30分×約3ヶ月で、基礎から着実に積み上げられます。計算問題は焦らず、公式の意味を理解しながら少しずつ問題数をこなすと定着します。
計算問題の攻略法
ステップ1:頻出公式を先に丸暗記する(所要3〜5日)
計算分野は、使う公式が限られています。オームの法則(V=IR)、電力(P=VI)、合成抵抗(直列は和・並列は和分の積)、インピーダンス(Z=√(R²+X²))、三相電力(P=√3VIcosθ)など、頻出の公式を先に暗記してしまうことが最短ルートです。公式を覚えたら、数値を当てはめるだけの基本問題から練習しましょう。
ステップ2:√2・√3の計算に慣れる(所要2〜3日)
交流・三相の計算では√2(≒1.41)と√3(≒1.73)が頻繁に登場します。この2つの近似値を覚え、「最大値=√2×実効値」「三相電力=√3VIcosθ」といった式にすぐ当てはめられるようにしておくと、計算のスピードと正確さが上がります。
ステップ3:頻出パターンを反復する(所要1週間)
電気工事士の計算問題は、出題パターンが比較的決まっています。合成抵抗を求めてから電流を計算する、電圧降下を求める、力率から電流を逆算する、といった定番パターンを繰り返し解けば、本番でも迷わず対応できます。ケンテイラボの分野別演習で①②③に絞って反復するのが効果的です。
受験者がつまずきやすいポイント
つまずき1:計算問題を丸ごと捨ててしまう
計算が苦手だからと①②③を丸ごと捨てるのは危険です。計算分野は全体の3割強を占めるため、ここを白紙にすると合格が一気に遠のきます。オームの法則を使う基本問題や、公式に当てはめるだけの問題は得点しやすいので、難問は捨てても基本問題は取る、という割り切りが大切です。
つまずき2:図記号が多すぎて覚えきれない
④⑤の図記号は数が多く、一度に覚えようとすると挫折しがちです。機器・照明・スイッチ・コンセントとグループごとに分け、傍記記号(LK・WP・Rなど)の意味とセットで少しずつ覚えましょう。実物の写真や自宅の設備と照らし合わせると記憶に残りやすくなります。
つまずき3:複線図の描き方が身につかない
⑧の複線図は、読むだけでは身につきません。接地側は白・非接地側は黒、スイッチは非接地側に入れる、という基本ルールを押さえたら、実際に手を動かして何度も描くことが上達の近道です。複線図は技能試験にも直結するため、学科の段階から練習しておくと後が楽になります。
つまずき4:法令・数値基準の暗記が後回しになる
⑨の検査・法令は、地味なので後回しにされがちですが、暗記すれば確実に得点できる分野です。絶縁抵抗の最小値、竣工検査の手順、電気工事士法の作業範囲など、数値と役割をセットで整理しておきましょう。仕上げの時期に集中して覚えるのがおすすめです。
頻出計算公式の早見整理
計算分野で使う公式は限られています。以下の代表的な公式を先に覚えておけば、あとは数値を当てはめるだけで多くの問題に対応できます。試験直前の見直しにも活用してください。
- オームの法則:V=IR(電圧=電流×抵抗)
- 合成抵抗:直列R=R1+R2/並列R=(R1×R2)/(R1+R2)
- 電力:P=VI=I²R=V²/R
- 電力量:W=Pt、熱量への換算はQ=3600Pt(kJ)
- インピーダンス:Z=√(R²+X²)、力率cosθ=R/Z
- 三相電力:P=√3VIcosθ(√3≒1.73)
- 電圧降下:単相2線式V=2Ir/三相3線式V=√3Ir
覚え方のコツは、まず「オームの法則」と「電力の公式」という2つの土台を完璧にすることです。この2つが使えれば、直流分野の大半は解けます。交流・三相はインピーダンスと三相電力の式を追加で覚えれば対応できます。
学科と技能をつなぐ学習のコツ
第二種電気工事士は学科合格後に技能試験が控えているため、学科の段階から技能を意識して学ぶと効率が上がります。とくに⑥の材料・工具、⑧の複線図は、そのまま技能試験の知識になります。学科対策のうちに材料の名称や複線図の描き方に慣れておくと、技能試験の準備がぐっと楽になります。
- ⑥材料・工具:技能で実際に使う器具。名称と用途を早めに覚える
- ⑧複線図:技能の候補問題を配線する土台。学科段階から描く練習を
- 図記号:配線図を読む力は技能の作業手順の理解にもつながる
- 学科で得た知識は技能試験でそのまま活きるものが多い
「学科は暗記、技能は別物」と割り切らず、学科で学んだ材料・複線図・図記号を技能の予習と捉えると、2段階の試験を一貫した流れで攻略できます。まずは目の前の学科試験を突破することが最優先ですが、その学びが技能にもつながることを意識しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 文系・電気の知識ゼロでも合格できますか?
A. 合格できます。計算問題はありますが、使う公式は限られており、パターンも決まっています。オームの法則など基本の公式を覚え、暗記分野(図記号・材料・法令)で着実に得点すれば、電気の知識がゼロの初学者でも十分に合格レベルに到達できます。まずは基本の計算と暗記分野から固めましょう。
Q. 学科試験はCBTとマークシートのどちらですか?
A. 学科試験はCBT方式(コンピュータで解答)またはマークシート方式で実施されます。いずれも四肢択一で、問われる知識の内容は同じです。実施方式や申込区分は年度により変わることがあるため、申し込みの際に電気技術者試験センターの公式情報で最新の実施形態を確認してください。
Q. 電卓は使えますか?
A. 試験での持ち込み・使用可否のルールは年度・実施方式により定められています。最新の受験案内で必ず確認してください。いずれにせよ、電気工事士の計算は複雑な筆算を要するものは少なく、公式に数値を当てはめる基本的な計算が中心です。日頃から公式を使いこなす練習をしておけば安心です。
Q. 学科に合格すれば技能は免除されますか?
A. いいえ。第二種電気工事士は学科試験と技能試験の両方に合格する必要があります。学科合格は技能試験へ進むための条件で、技能試験では実際に器具を配線して回路を組み立てます。まずは学科を突破し、その後に技能対策へ進む流れになります。詳細な受験の流れは公式情報で確認してください。
Q. どのくらいの勉強時間が必要ですか?
A. 電気の基礎がある方なら短期集中で、まったくの初学者なら2〜3ヶ月を見込むと安心です。重要なのは時間の長さより、計算分野を頻出パターンに絞り、暗記分野を写真とセットで覚え、問題演習で定着させるという学習の質です。毎日少しずつでも継続することが合格への近道です。
ケンテイラボでの実力チェック方法
ケンテイラボでは、第二種電気工事士 学科試験の対策問題を全385問・無料で公開しています。電気の基礎理論から配電設計、配線図の図記号、施工方法、検査・法令まで9分野を網羅し、分野別に絞り込んで演習できます。学習段階に合わせて、次のような使い方がおすすめです。
- 学習初期:分野別演習で計算分野と暗記分野の理解度を確認し、苦手を特定する
- 学習中期:間違えた問題を繰り返す復習モードで、計算の頻出パターンを固める
- 学習後期:ランダム出題で本番形式に慣れ、9分野をバランスよく仕上げる
- 直前期:全385問を通しで2〜3周し、正答率を引き上げる
登録不要・完全無料で利用できるため、テキスト学習と並行して気軽に取り入れられます。スキマ時間にスマホからアクセスして、電気理論の計算から図記号・法令の暗記まで確実に定着させ、学科試験の突破、そしてその先の技能試験の合格を目指しましょう。