日本化粧品検定1級で配点が大きいのが「肌理論」分野。皮膚の構造・機能・代謝を正確に理解しているかを問う問題が多数出題されます。本記事では1級突破に欠かせない頻出ポイントを整理しました。
表皮の4層構造(必須暗記)
- 角質層:最外層、皮膚バリアの主役。約10〜20層・厚さ20μm
- 顆粒層:ケラトヒアリン顆粒を含み、角化の準備をする層
- 有棘層:表皮の大部分を占める。免疫細胞ランゲルハンス細胞が存在
- 基底層:表皮細胞が生まれる場所。メラノサイトもここに存在
ターンオーバーの基礎
- 正常な周期:約28日(年齢・部位で変動)
- 20代:28日、40代:40日、60代:60日が目安
- ターンオーバー乱れの原因:紫外線・乾燥・睡眠不足・栄養不足
- 正常化の鍵:保湿・血行促進・適切な角質ケア
真皮の3要素
- コラーゲン:真皮の70%、ハリと弾力を担う
- エラスチン:コラーゲンを束ねる、肌の弾力性に貢献
- ヒアルロン酸:水分保持の中心、1gで6Lの水分保持力
皮膚バリア機能の3要素
- 皮脂膜:皮脂と汗が混じった天然のクリーム
- 天然保湿因子(NMF):アミノ酸・乳酸ナトリウム・尿素など
- 細胞間脂質(セラミドが約50%):水分保持と異物侵入防止
頻出の肌悩みメカニズム
- シミ:紫外線→活性酸素→チロシナーゼ活性化→メラニン生成
- シワ:真皮コラーゲン減少・架橋形成異常
- たるみ:エラスチン断裂・脂肪・骨格変化
- 毛穴:皮脂分泌過多・角栓形成・色素沈着
- くすみ:ターンオーバー遅延・糖化・血行不良
メラノサイトとメラニンの整理
- メラノサイトは表皮基底層に存在
- メラニン生成酵素はチロシナーゼ
- メラニンは紫外線から細胞核(DNA)を守る防御反応
- 美白成分はメラニン生成プロセスのどこかを抑制する
覚え方のコツ
- 表皮4層は「角顆有基(かく・か・ゆう・き)」と頭文字で記憶
- 真皮3要素は「コラ・エラ・ヒア」と略して覚える
- バリア3要素は「皮脂・NMF・セラミド」のセットで記憶
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